ル プティ ブルジョン ｜
ヨーロッパでみつけたアンティーク食器と北欧雑貨のお店
2011.09.07 ヘルシンキでのステイ
春の買い付け最終地はフィンランド。
4月に入って大分雪は溶けていますが、
周った3ヶ国で一番雪が残っていて、体感温度も一番寒いです。
道路は一度溶けた雪が再凍結していて結構危険。
でもちゃんと雪道対応のブーツを履いて行ったのでなんとかなりました。
現地の人は普通にヒールをカツカツさせて歩いていたりして、
何度か滑っている光景を見ましたよ（笑）
フィンランドの通りには、フィンランド語とスェーデン語が併記されています。
少し前に、フィンランド人がスウェーデン人に負けたくないらしいと書いたのを
覚えてらっしゃいますか？
まさに、そんな風に思っている人もいるんだなぁという場面に出くわしました。
デモが終わって帰る人々がたくさん歩いていたんですが、
手にする看板に書かれていたのは
「スウェーデン語表記を廃止しよう！」というもの。
フィンランドには、
現在約５パーセントほどのスウェーデン語を母語とする人々が住んでいるそう。
あのトーベヤンソンさんもスウェーデン語が母語だそうです。
デモに参加していた人たちには、
スウェーデンに統治されていた時代から脱却したいという強い民族意識があるのでしょう。
ロシアに支配されていた記憶の方が新しいはずだけど、
そこはスウェーデンのほうが、気になるライバルのようです。
こんな時代背景を探っていくと、
また違ったその国の一面を知ることができて興味が広がりそうですね。
今回泊まったのはソコス ヴァークーナホテル。
春の料金だと、2人で一泊一万円を切れますよ。
中央駅が目の前にあり、トラムの停留所も近いので
比較的どこにでも出掛けやすい。
そして、デパートに隣接していて買い物も便利です。
買い付け中は梱包作業で時間も限られているので、
ゆっくりレストランで食事をするというよりは、
スーパーのお総菜で現地の味を楽しむことが多くなります。
ソコスはそんな時にも強い見方。
シーフードたっぷりのサラダやシャケのムニエルなど。
好きなお総菜にブレッドを付ければ、安くて立派なディナーです。
なかなかおいしいんですよ！
次回はキリのいい10回目ということで、
春の買い付け日記最終回！の予定です。