ル プティ ブルジョン |
ヨーロッパでみつけたアンティーク食器と北欧雑貨のお店

 

2015.09.30   ヘルシンキでアラビア工場見学


買い付け日記

P8210117entrance.jpg


前回の買い付け日記の続き、
今日はアラビアの工場見学についてです。

ヘルシンキの工場の2016年閉鎖が伝えられてから、
アラビアファンの間では何とも悲しい雰囲気が漂っていますが、
でもでも、ブランド存続に繋がったと考えて、まだよかったと思いたいですね!

8月の買い付けで参加した工場見学ツアー。
今後の開催がどうなるか分からないことも考えると、
貴重な写真なので、同じような写真も多いですが載せますね。


ツアーは、英語で無料のものが開催されていますが、
娘もいたので、少人数の方がよいかなと有料の日本語ツアーを申し込みました。
ツアーは、事前に英語メールで問い合わせられます。

手荷物を預けて、まず案内されたのはこちら。

P8210120stairs2.jpg

P8210119stairs.jpg

壁一面に陶器の画。
古くから工場の一角にあった聖堂の壁だそうです。



P8210118arabiafactorytour.jpg

後ろの石壁には、
1950年代の陶器が製造される様子が描かれています。
見にくい写真でごめんなさい。
焼く前の製品が収まったサヤなどが描かれていました。

ちなみに、この壁にはカップの取手製造の様子も描かれていたたのですが、
コップの取手は今でも手づくりされています。
取手の形が出来上がった後、
本体と取手を付ける作業はローラーマシーンだそうです。



P8210123_2guide.jpg

面白い話の数々、一生懸命メモを取っていますが、
こんな風にたまに邪魔も入るので、
聞き間違いもあるかもしれません。若干違っていたらごめんなさい。


P8210125kiso.jpg

こちらには、古い建物の基礎が残っていました。


P8210116kama.jpg

82メートルあるガス釜の写真。
1950年代終わりまでは、薪の釜で、当時は世界最大の112メートルあったそうです。


皆さんが楽しんでいるアラビアの製品、
たくさんの手間がかかって完成している訳ですが、
1度だけ焼く製品は だいたい15時間かけて焼成されます。
製品によっては2度焼くものもあって、さらに6時間。

釜で焼く際は、コンベアーのような物に作品が乗っていて、
そのベルトは1時間で4mしか進まない程じっくりと焼き上げるそう。
例えばピッチャーなどは、2度焼くので完成まで1週間はかかります。


そして日本製、こんなところでも活躍していました!
昨年からデザインをプリントする機械は日本製が導入されたそうです。
「日本のはすごいわ〜っ」とガイドさんも(笑)




P8210129inside.jpg

ここからがいよいよ、製作現場、工場内へ入って行きます。
しかし、残念ながらカメラ撮影がOKなのは、このドアの前まで。
企業秘密ですね!

中では、削り作業や乾燥行程、釜の炎なども見学することができました。
素材の石の種類の話など専門的なことも多かったので、
日本語でガイドしてもらってよかったと思いました。

次の買い付け日記では、
2年前に改装工事をした時に出て来た、型について綴りたいと思います。
実はその型があった部屋は、
なぜか戦後、最近まで誰もその存在に気付いていなかったんだとか!



すべての商品を見る