フィンランドで"Prince of Ceramics"(陶芸界のプリンス)とも言われるBirger Kaipiainen (ビルガー カイピアイネン)の作品。今春の買い付けでは、初めて復刻版ではないオリジナルで、かなりレアなサイズのチューリンに出会うことができました。
店主は復刻版のパラティッシが北欧食器との出会いでカラーのプレートを愛用していますが、オリジナルのプリント風合いは復刻版とはまた違った雰囲気があります。まるで絵画を眺めているような優しい風合いです。
そして、チューリンやシュガーポットの素敵なところの１つに、この蓋の丸みがあると思います。なんとも言えない卵型のカーブに描かれた花々や実り、是非楽しんでいただきたいです。
裏のロゴから、1970年に製造されたことが分かります。
全体的には、光にかざすと見える小さなキズも少なく、艶やかでとてもきれいなアンティークコンディションです。
詳細は、写真5枚目のように本体裏側糸ジリ部分によごれがあります。また、時計で言う5時あたりの箇所に1ミリほどの製造時からの気泡がはじけたような穴があります。風合いを壊すようなものではありませんが写真でご確認ください。
そして、写真4に映りにくいのですが、ごくごくうっすらとした茶点があります。
蓋の本体との接地面には写真6のようなうっすらとしたよごれがあります。ご確認ください。
もう１つ背の高いサイズのチューリンもありますが、用途が違うとは思いますが日本の家庭では背の低いこちらのサイズがお部屋やテーブルにも馴染みやすいかもしれませんね。
このようにきれいなコンディションで、今後オリジナルのこのフォルムに出会えるかは難しいところだと感じます。お探しだった方は是非。ロゴまで愛らしいパラティッシシリーズですね。
お買い求めの前に
当店でご紹介するビンテージ食器／アンティーク食器や雑貨は、主にヨーロッパの家庭で大切に受け継がれて来た古い物、ユーズド品です。
そのため、小さなキズ、汚れなどが見られますが不良品ではありません。
また、当時の製造基準によって、B品とはならなかった 歪みのあるものもあります。
目立つ特徴はできるだけ記載するようにしておりますが、掲載しきれないものがございます。
ビンテージ／アンティーク雑貨だからこその風合いとしてお楽しみ頂ければと思います。
また、作家さんの作品はひとつひとつ手づくりのため、木目や色合い、風合いなどが違います。
作家さんから検品を受けた大切な完成品をお預かりしておりますので、返品交換はいたしかねます。予めご了承ください。
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