Arabia(アラビア)社のterttuシリーズのジャムジャーです。terttuとはフィンランド語で「房」を意味するそう。一面に描かれた実はブルーベリーでしょうか。線描がなんとも愛らしいデザイン。我が家でも愛用している器です。
なかなか見つからないフォルムなのですが、使ってみるととても便利な優れものです。店主は生けるのに活用しています。小さい剣山を中に入れると、小さめの桃や桜などの枝物ならバランスよく生けていただけると思います。
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【店主のお花を生ける使い方】では、同じシリーズの私物のポットにお花を行けています。
元々のフタは、フタにも同じデザインが描かれているのですが、今回のものは買い付けた時から同じシリーズの無地のものでした。フタが無地のほうが、他の器と合わせる時にスッキリとして馴染みやすい感じがしています。
全体的には、光にかざすと見える小さなキズも少なめで、きれいなアンティークコンディションです。
詳細は、写真6,7,10枚目のように本体縁あたりとフタの内側縁あたりがうっすらと茶色く着色しています。
また、写真6枚目のように製造時からの小さな穴があります。
そして、写真8のように縁部分に3ミリほどの貫入、そして写真9のように内側の上部近くに1cmほどと2cm程の貫入が入っています。貫入は焼成時の釉薬の温度差で入るもの、もしくは経年によるものがあります。
日本の陶芸作家さんには敢えて風合いとして貫入を使う方もいるので、すぐに割れるというようなものではありませんが、貫入から着色したりする可能性は今後考えられます。コンディションを考慮したお値段にいたします。
店主が愛用する器にも貫入が入っているものがたくさんありますので、楽しんでいただけますように。
チョコやキャンディーを忍ばせておくと、ふたを開ける楽しみが増えますよ。
上記価格は、ジャムジャー1ヶのお値段です。
お買い求めの前に
当店でご紹介するビンテージ食器/アンティーク食器や雑貨は、主にヨーロッパの家庭で大切に受け継がれて来た古い物、ユーズド品です。
そのため、小さなキズ、汚れなどが見られますが不良品ではありません。
また、当時の製造基準によって、B品とはならなかった 歪みのあるものもあります。
目立つ特徴はできるだけ記載するようにしておりますが、掲載しきれないものがございます。
ビンテージ/アンティーク雑貨だからこその風合いとしてお楽しみ頂ければと思います。
また、作家さんの作品はひとつひとつ手づくりのため、木目や色合い、風合いなどが違います。
作家さんから検品を受けた大切な完成品をお預かりしておりますので、返品交換はいたしかねます。予めご了承ください。
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